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Posted by - 2017.10.20,Fri
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Posted by LittKidd - 2009.09.10,Thu
ノベルでエンタングル!(日下部匡俊/原作:矢立肇 伊藤岳彦)

面白かったです。けっこうあっちゅう間に読んじゃった。アニメの核心部分を補完してたり、新しい背景が見えたりして、ビビッドによみがえった。ゼーガは本当によくできた、というかスタッフの熱意の感じられるSFで、やっぱりそれなりにマニアックでもある。この小説自体も、確かに設定説明は多いのだけど、アクションシーンがしっかりしていたり、ちょっと軍事小説でもあるかのように戦闘中の駆け引き、戦略なんかが精密に描かれたりもしていて、著者の真面目さがうかがわれるなあ。QLの制限の多さ、常にこれに縛られて動いてる感じなんかは、むしろアニメよりも世界観を盛り込んでいて、そういうとこでリアリティを作ってるのは良いなあと思った。

ボーイ・ミーツ・ガールなプロットは全体的にちょっとフォーマットぽいんだけど、じゅうぶんにSFであり、エンターテイメントでもあった。積層化QLの設定がこういう風に発展させられるとは…てかナーガってそうなんだっけ?みたいなところは、アニメと小説をうまいことリンクして昇華させている。幻体とか、各艦に存在するやけに人間らしいAIとか、そういうSF的な面白みがいっぱいあるよね。じっさい、10代後半〜20代前半で観てたら多分決定的な影響を受けていたような気もするよ。エヴァどころじゃなくハマってたと思う。うーん。ゼーガって、どうしたらヒットしてたんだろうなー。

ガンナーとウィザードていう設定はエロティックで、しかもせつない。舞城王太郎の短編にちょっと似たのがあって、男が女に直接パイロットとして乗り込んで、女の肋骨を握ることで戦闘機である彼女を操作して戦うんだけど、やっぱり戦死とかいろいろあるわけです。つきあってた彼女が撃墜されて男だけが助かって、でもじゃあ「次の」パートナーとすぐ組めるの?飛べるの?みたいなこととか。ゼーガでもそういうエピソードはあったよね。SF一辺倒じゃなくてそういうドラマ的な部分も印象に残ってるんだけどなあ。でもまあこうして今年の6月にノベライズされたりするんだから、根強いファンはいるんでしょう。あと巻末の対談読んで、「やっぱりみんな6話でハッとするのね」と思ってちょっと救われました。いやそこで安心すんなよ!4話あたりで気づこうぜ、という反省を新たにSF者を目指す決意をした、という点で自分的にも忘れられない作品ですゼーガペインは。だってカミナギ、アニメのベストヒロインだもん俺の中で(←そこかよ!)。

シリーズのプロダクトは今後ないかもだけど、でもきっと後の作品に種を残し、芽吹いていくタイプだと思う。そんだけの中身は詰まってるもんなあ。と再認識しました。読んで良かったぜ。

あ、でも表紙のレジーナはちょっとやっつけっぽいと思いました。
(でもカワイイけど)
(そしてオビを取るとちょっと恥ずかちぃけど)

♪サントラ『ゼーガペイン O.S.T.2』/2nd truck『消されるなこの思い』を聴きながら。
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Comments
俺は全然つまんなかったんだが
というかもう何も覚えてねぇ。

やっぱゼーガは音楽っつーか空気感が好きなだけだったのかもしれんと小説読んで思いましたよ。
Posted by Watanavader - 2009.09.14,Mon 11:27:54 / Edit
あとはあの
舞浜サーバの“夏”感と、一種の寂寥感ね。

あのループする時空間っていう、
どっか空しい明るさ…みたいなのはアニメ版のフックだったと思うよ。

小説、僕的にはほんとに悪くなかったです。
Posted by litt - 2009.09.14,Mon 15:48:07 / Edit
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