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Posted by - 2017.06.23,Fri
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Posted by LittKidd - 2008.06.28,Sat
メールがあって、遠くに住んでる友人が今度結婚するらしい。

独身最後の時期を一緒に馬鹿やって遊んでくれた人であり、見知らぬ土地のストレンジャーだった自分を迎えいれてくれた人でもある。本をよく読み、背がちっちゃくてオタクだけど、なぜか同級生を束ねてるみたいな、そんな不思議なリーダー的存在だった。仲間内からの信頼もあつくて、年下だけど尊敬してた。いや今でもしてるけど。

何年か前にあることがあって以来、彼にはなかなか彼女が出来なかった。相当、というか生きているうちでこれ以上はあまりないんじゃないかと思うくらいの、はたから見れば大変な出来事だったが、泣き言を言ったり、ふさぎこんだりせずに、強く強く立っていた。あの頃、ひとりの時には泣いたりしたの?そう聞いてみたいが、たぶん今でも聞けないだろう。そこにどんな種類の感情があったのか、あるいはなかったのか。知りたいからといって、やすやすと立ち入ることのできない領域というものがある。彼の抱えたものはまさにそれだったろう。それは強烈な引力であり、斥力でもあった。しんどかったろう。でもしんどいかい?と声をかけることさえできなかった。そういう周囲の反応を、むしろ彼は、自分のほうからやわらげようとしてくれていた。

自分を責めたかったはずだ。他の誰かをオロしてなめして、ぴしゃんぴしゃんにやっつけたかったはずだ。
でもそういうネガティブな行為のかわりに、いつもと変わらない、ブレないメンタリティとリーダーシップを、彼は周りに示した。そう簡単に、できることじゃない。

そんな彼にやっと恋人ができた。僕はすでにその土地を離れていたが、人づてに、もう彼女一本槍で、ぜんぜん友達とは遊んでくれない、と嘆く声を聞いていた。今年に入って、その彼女連れで遊びに来てくれた。3日間関東に滞在して、3日間、東京ディズニーリゾートに入り浸り。アホである。どっか他に行きたいとこないの?とあきれて聞くと、小声で「アキバに行きたい」とひと言。「メイドカフェ、巡りてェ」「勝手に巡ってろ」とカブせる彼女。アホである。結局聖地巡礼は叶わなかったが、満足した様子で帰っていった。あいかわらず、ちっちゃくって一見頼りなげな背中。でもその猫背から、うっすらと、幸せそうな、日なたで寝そべってるようなあたたかいにおいがした。

そんな彼が結婚することになった。式は来年、今年中に籍を入れる、とメールに書いていた。

あめでとー!& ありがとー!君のおかげで、またひとつ青春が終わったような気分です。
いやいや、祝う気持ちはバリバリよ?ガリバルディよ?友人として、こんな嬉しいことはない。
でもちょっと、さびしいね。少しだけね。
でも本当、よかった。

もう手持ちの青春はすっかり精算し終わった気分でいたのだが、玉手箱があるもんだ。
あらためて周りを見回すと…あれ、なんだかけっこうあるな、まだ開いてない玉手箱。

ほらそこの玉手箱!徹夜でゲームばっかやってんじゃないよ!デートしろよな〜ったく。
そして俺にPS3を貸せ!
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