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Posted by - 2017.06.26,Mon
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Posted by LittKidd - 2009.09.12,Sat


加護亜依&PUBLIC ENEMYコラボ!魔女っ娘カバーコンピ
なんだそうだ。

高校生くらいのときだろうか、そのPEのCHUCK Dがインタビューで「HIP-HOPは親と子を分断する。だからこそ素晴らしいんだ」と言ってたのを思い出す。つまりユースカルチャー、ストリートカルチャーとして自分たちの音楽はちゃんとリアルで、ストーンズとかビートルズなんかとはそこが違うんだ、という論旨の発言だったと思う。だがここへ来て、世代間ディスコミュニケーションとかそんなレベルじゃないだろこの意味のわからなさ。なにせ魔女っ娘カバーコンピである。PUBLIC ENEMYと加護ちゃん。これ関する加護ちゃんのブログでの記述もなかなか味わい深い。『ひみつのアッコちゃん』と『ラムのラブソング』を歌うそうです。

先の分断云々という発言はそもそも、期限付きの有効性しか持たないことをきっと当のCHUCK Dも気づいてはいたはず。読んですぐに、その昔、プレスリーの歌と腰の動きが「セックスを想起させる」として、当時の大人は眉をひそめた、みたいな話を僕も思い出したものだ。時の流れに打ち勝てるものは少ない。真にラジカルでレジスタンスなものほど、その性質からしてほとんど残ってゆかないのだ。

だからいま、HIP-HOPがジャンルとして世に残り、親子世代に共通して大いに聴かれているという事実は、実は嘆かわしいことなのである。HIP-HOPは当初の革命性を失い、陳腐化してくだらないバカどもの手垢にまみれることで世界に迎合した。産業として、ものの見事に生き残った。しかしこれは同時に、ジャンルのレベルを底から押し上げ、引っ張り上げ、白人主体のポップ・ミュージックの世界に、広がり/残ってゆく優れた普遍性・音楽性・政治性を獲得するために戦ってきた、それこそPUBLIC ENEMYみたいな人たちの頑張りによる、血と汗のにおいにむせるような苦闘と輝かしい勝利の成果である、とも言えるのだ。ジャンルの成熟とともに世代の成熟があり、停滞に至り、その力が失われてゆく。とある生き物の一生のようで、僕は美しいと思う。なんつうかまぁ繰り返しだ。魔女っ娘コンピは老人性痴呆みたいなものだろう。やがて哀しき、である。

そういう意味では今、どんな音楽が親と子を分断してるのだろうか。パンク・HIP-HOPは末期だし、ハウスやエレクトロニカ、トランスを聴く親世代だってすでにだいぶ前からいるだろう。現役で音楽を聴かない人になって久しいので全然わからない…人のことはどうでもいいか。

三歳の娘にPerfumeを聴かせる。曲が“Seventh Heaven”になって、話しかけてくる。

「ねえお父ちゃーん」
「ん?」
「わたしねえ、この歌きくと、泣いちゃうの。涙が出てきちゃうんだよー」
「ほんとかよ(俺もだよ!)」

ただのご機嫌取りにしても、僕は「コイツは見込みがある」と思う。

あるとき娘がハナウタを歌っているので、なにかと思って注意して聴いてみる。

「コーントレックスはこがりー。コーントレックスはこはこはこはこ」

相対性理論である(歌詞、若干間違ってるけど)。僕は「コイツは見込みがある」と思う。

ああ、気持ち悪い。
早く、俺に理解できない、新奇なワケのわからないモノを聴いて欲しい。

「ジャズは好きだが、ラップはダメだ。お経みたいで全部おんなじだ」

と言っていた、自分の父親みたいなことを言いたいのだ。
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Comments
3歳で何故泣く!?
“Seventh Heaven”で泣けるとは確かに見込みあるな!

てゆうか入ってるアルバム持ってたなら貸してくれよし。
Posted by Watanavader - 2009.09.14,Mon 11:26:32 / Edit
第七天國
セブンスヘブンはシングル『ポリリズム』のカップリングなんよ。

今度ウチに来てくれたときに貸すけえの。
Posted by litt - 2009.09.14,Mon 15:53:26 / Edit
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