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Posted by - 2017.05.30,Tue
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Posted by LittKidd - 2008.11.23,Sun
金曜、仕事が比較的早く引けたので、渋谷のBunkamuraミュージアムにワイエス展へ。

ワイエス、実物を見るのは初めて。テンペラやドライブラッシュの大作は少なく(美術の教科書に載ってる『クリスティーナの世界』とか。来てない)、むしろそこに至るスケッチや水彩での習作、というのをメインにした展覧会。だからワイエスはひと通り見たことがあって、そこから一歩進んだ興味を持ってる、ていう人にはいいと思う。人の顔や野ざらしのバケツ、ペンキで塗っただけの壁といったパーツのスケッチにはじまり、色んな面からのアプローチで、画家が対象のカタチを徐々に把握して、自分のものにしてゆく過程が感じられ(るような気分になり)ます。

絵画の見方などミジンも知らない自分ですが、質感や光の置き方はもちろんのこと、ワイエスってものすごく構図にこだわる人なんだな、というのが感想です。いわゆる絵になる構図というのを外して、いかにもある瞬間をたまたまふっと捉えました、というふうに装いたいのかな、そんな意識を感じた。あるラフなんかでは、(たしか)5×4分割くらいのグリッドを引いて、バランスを見ながら人物の顔とかランプとかを配置しているのがわかる。まあみんなしてるのかもしれないけど。それぐらい、いろんな画角を試してるし、寄ったり引いたり、物の位置も直したり、軌道修正と試行錯誤の果てにあの完成されたトリミングに至るんだな、という。仕上がり、構図だけを見ると、スナップ写真みたいに軽いものを目指してるというか、だからやっぱり「瞬間」にこだわってるんだと思う。その時の風と光を定着させるのに、とても短いシャッタースピードを採用している。

作品No.56の『オルソンの家』とNo.140『野に置かれた義手』などがお気に入りでした。
どちらも木の肌の質感が撫でたくなるような素敵さ。構図も大胆というか豪快で、いいです。

展示の仕方についてひと言いわせてもらえば、髪に鉛筆とか水彩、というものがほとんどだったのである部分しょうがないのだが、額についた(絵をカバーしてる)ガラスの反射がとにかくすごくて。ミュージアムの天井が低いせいもあってか光源のダウンライトまでが時に映り込んでおり、下から右から左から、それこそいろんな角度から寄り引きしないと、細かいタッチの見られない作品が少なくなかった、のが少し残念。好みの問題かもしれないがライトの数が多く、室内も若干明るすぎたような気がする。

とか何とかまた知ったふうな口きいちゃってこのハゲ!
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