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Posted by - 2017.08.19,Sat
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Posted by LittKidd - 2008.07.19,Sat


『非現実の王国で/ヘンリー・ダーガーの謎』

という映画を渋谷のライズXというおしゃれな映画館で観てきました。日本での公開を、こないだの『HOT FUZZ』の帰りに知った次第。もうすぐ終わりそうなとこでしたアッブネ!

まずのっけから、スペイン坂を下って、さらに階段を降りたら、チケットを売ってる所は別(ライズの売り場)、というおしゃれさに仰天。また上って登って、買いに行きましたよ。このクソ暑い中。劇場の構造もおしゃれ極まりなく、わずか四列の少ない座席数(38席)で贅沢に観劇するスタイル、っちゅうか桟敷席が一番スクリーンが見やすいなら見やすいって、始めにゆってよ切符売り場の人。初めて行かれる方は、Gから後ろの席をお勧めしますよ。あとさ、入り口のモギリの人、ポスター売り切れならそれはそれでいいよ。けど「前回の回でちょうど最後のが売り切れました」って、それは余計なアナウンス。それ親切心?くやしさが募るぜ。劇場のスクリーンに向かって右のコンクリの壁は、これまでに来場したのであろう著名な映画関係者と思しき人たちのサインでいっぱい。ペドロ・アルモドバルやギャスパー・ノエ、ソフィア・コッポラくらいしかわからなかったけど、もしや〜と思って探すとやっぱり!右上んとこに「Leos Carax」のオートグラフをはっけ〜ん。あるべくしてあるよな。…意外と字、汚いんだな…しかも普通に書いた後、「これじゃちょっと目立たないな〜」的に二度書きしてるマジックの跡が。まあここが、このおしゃれな劇場で唯一のダサいとこでしたね。さすがカラックス。俺のカラックス。そろそろTOKYO!も公開です。

映画の内容は、実在のヘンリー・ダーガーという人の人生を彼の日記やその他の作品、生前に交流のあった人々のインタビューを通じて探ろうというセミ・ドキュメンタリーとゆうかなんとゆか。シーンのほとんどが静物(作品や写真)のアップとバストサイズのインタビュー、あとは1910〜80年代当時の映像のコラージュで構成されていて、「なるべく退屈させぬよう」という配慮を感じることは感じた。ただやっぱり編集過多、もしくは演出過多だと思う。結局この映画って、ダーガーの作品自体よりも面白いことはありえない、ということをあらかじめ誰もがわかっているわけで、それなら純然として奇を衒わない、よりドキュメントらしい作り方のほうが、観客各々がダーガー自身に迫ることが出来たんじゃないか、という疑問は免れない。ダコタ・ファニングのナレーションも、ダーガーの絵のアニメーションも、そういう意味ではいらないっちゃいらない。でもそれだともたない、のも分かるし、アニメの出来もまあまあだった(少なくともイメージを壊してはいない、という意味で)ので、それはよしとしよう。ダーガーを初めて知る人には、良い入門編となる映画だと思う。

しかし、こういう映画があってDVDで出てるのは知ってる、でも英語だし〜という俺みたいな人には日本語版の公開は本当に嬉しかったです。公開実現に尽力された方々に、感謝します。あとどなたか、B2ポスター譲っていただけないでしょうか。

ダーガーについては、簡単にどうこう言うのを憚られるレベルで好きな人なので、また画集など見直した後でいつか書いてみたい。ようは昔向井秀徳が言ってたみたいに、自分の中に否定しがたく「女の子」が存在することを意識してしまった瞬間から、ダーガー描くところのペニスの生えた女の子に魅了されることも決定していた、といこう事なのかも知れない。
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