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Posted by - 2017.10.22,Sun
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Posted by LittKidd - 2008.09.26,Fri
今こそギャルになりたい。

ギャルになってネイルとか携帯とかデコりたい。そんでデコったネイルやiPodなんかを友達のギャルに見せて、できるだけホメてもらう。ちょ〜かわいんじゃね!!とかってホメてもらう。ヤバいって!ヤバいって!みたいな感じでよく分からないけどアゲアゲにしてもらう。ラインストーンをちまちま貼っている間とか楽しそうだし、今、他に楽しそうなことってほとんど思いつかない。釣りとかどうかな。楽しいのかな。釣り竿もデコる。デコ竿だ。鮎の友釣りなんかに出かけるんだけど、竿の持ち手にズラリ並んだスワロフスキーがキラキラ光って、川面に乱反射しまくり。周りの釣り師もハッキリ言って迷惑がってる。でも俺はギャルだから、誰も叱ってこない。なんで誰も叱ってこないの?リサ、ほんとはさびしいんだよ!鮎って、スイカのにおいがするんだね…リサはじめて知った…そんなリサの気持ちとは裏腹に、四万十川の夏の夕べはただ暮れてゆくばかりで…

新文芸座で成瀬巳喜男の特集上映観てきました。『驟雨』『妻』の二本立て。
『驟雨』が岸田國士原作の原節子で、『妻』が林芙美子原作の高峰三枝子。成瀬巳喜男を観るのも原節子を観るのも新文芸座に行くのも初めてです。新文芸座はパチンコ屋の三階とは思えないほど静かでキレイな映画館でした。

どちらも子どものない夫婦の話なので、いきおい比較するように観てしまう。戯曲原作のせいか、『驟雨』のほうは登場人物もロケーションも少なく、お話自体、いたってシンプル。夫と妻、二人がメインのお芝居のような印象です。描かれている情景は所帯じみた日常そのもので、妻がエサを与えている野良犬が鶏を殺すのがご近所で問題になったり、旦那の会社が別の会社に合併され社員の整理を行う、というので自主退社を募ったり、隣に越してきた夫婦を媒介に主人公夫婦のすれ違いが浮き彫りになったり、といった波風はあるものの、平和と言えば平和な世界で、世間からのダメージを凌ぎきれない疲れたダンナをツマが鼓舞する、という話。そういう現実味タップリなエピソードの連続であるのに、どこかふわっとした、明るくて軽い書き割りみたいな空気をイメージさせるのは、やっぱり原節子の顔が原因だと思います。初めて観た、と言ったはしからこう言うのもまたなんなのですが、原節子、やばいですね。なんか美人ともカワイイとも思えないのに、あのいじけ顔、ポカン顔、笑顔にいつのまにか見とれてしまう。あの汚れてなさはなんなんだ。別にいわゆるピュアとか純粋っていうことではなく、汚れに強い顔っていうか抗菌顔っていうかそういう機能なの?というくらいに異質です。非現実感、と形容したいような光。すごい不思議な人だったなあ。ラストシーンの紙風船がとても美しい。夫婦の間を行ったり来たりして、メタファーとしてすごくわかりやすいのだけど、そうした比喩だとか意味だとかを超えてただすごく美しい。原節子という存在に照らされた、旦那の疲れた顔も印象的でした。

『妻』の方はよりメロドラマ的というか、登場人物も多く、その相関図がより社会とか現実との繋がりを感じさせます。ポップな家庭劇、という感じで話の起伏も多いし、メインの事件たる旦那の不倫も、ほんとによくある話でリアリティたっぷり。50年前でも、生々しいものは生々しいなあ、という印象で身につまされます。夫婦の家に下宿するのが銀座のホステスだったり貧乏な画学生(三國連太郎)だったり、主婦だけでなく未亡人や女学生、未婚の働く女性、というふうに色々な層の女性を出していることからも、当時の社会の(東京の)縮図(あるいは反映)たらん、という意図を感じる。横光利一が新聞に連載していた、『家族会議』というやはり家族と恋愛をテーマにした通俗小説、といっていいのかよくわからないけどとにかく俗な小説があるのですが、それに少し雰囲気が似ていたなあ。賑やかなのですが、映画としては『驟雨』よりも格下だなあと思いました。同じ男と女をめぐる問題でも、描き方とキャストによってこんなに違うのか!というか。原節子と高峰三枝子が好対照過ぎるのかな。高峰三枝子がものをもらって見せる嬉しそうな顔、これがほんとに嬉しそうで…観ていて若干うんざりするほどです。でも面白かったけど。

というわけで成瀬演出のすごさ、ということに関してはよくわからなかった!勉強します(己のデコり方を)!
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