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Posted by - 2017.04.27,Thu
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Posted by LittKidd - 2008.09.02,Tue
池袋のレイトショーで、こんなに客が多かったの初めて。客層は、ギャルとギャル男のカップルと、小脇に週間少年ジャンプなんかを挟んだおっきなお友達が半々、という池袋らしい棲み分け。ちなみに世間一般で言う、いわゆるギャルやギャル男らの間にも、細かい種族やカーストはちゃんと存在するらしい。よく見ると確かにカネ持ってそうなのと持ってなさそうなの、くらいの区別はつく。ちなみに今日の私は週刊少年ジャンプをしっかり小脇に挟んでいた。ギャルらから見れば、「ジャンプ持ってるオタっぽい風貌のデヴ」というカテゴリに完全に入っていたことだろう。しかもカネ持ってなさそうな方の。

まあ、しょうがないよね。実際お金持ってないし。体重80kg超えてるし。

『ハンコック』は、ヒーロー映画の皮をかぶったウィル・スミス映画だと思いました。まあ大方の人にはそんなの大前提なのかもしれないけど、「やっぱりそうだった」っていう感じの。以下激しくネタバレしますのでご注意。

アメコミ好き、ヒーロー好きの心をくすぐるようなディティールはほとんどないんじゃないかなあ。よく知らないんだけど、あるとしたら『ボリス・カーロフのフランケンシュタイン』くらい?タイツを着たコミックブックのヒーローは「赤服のゲイ」「スウェーデン人のゲイ」と揶揄されるし、ハンコックの正体、というか来歴は、宇宙人でもなければ放射線に汚染されて突然変異したマッドサイエンティストの実験台でもない、ということをわざわざセリフで念押しされる。そういうコミックっぽいのじゃなくて、神話時代のいわゆる「神」の生き残りなのだ、ていうことをしつこいくらい強調(してるように見える)。だから数千年にわたる悲恋の物語を生きてきたふたり、というプロットが成り立つんですよということなんだろう。成立してるとは思えないけど。

シナリオはかなり適当だと思う。「あの人が実はああだ」ってことがバレるあたりも何が起きたのかよく分からないし、ハンコックが弱くなる理由付けも強引。そもそも「あの人」が最終的に何をどうしたいのか、が全然明確でないので、振り回される「彼ら」の悲劇性だか喜劇性だか(どっちにとっていいのかもわからない)も際だたない。オチはありがち。エンドロールに挟んだおまけシーンだって、コンスタンティンくらいわかりやすくやってくれないと、全然気持ち良くない。

でもそんなハンコックをそこまで嫌いになれないのは、個人的には、ウィル・スミスの演技のせいだと思っている。別にうまいとは思わないし、スミスさんのファンでもないのだが、常に眉を寄せ、目が泳いで、ちょっと口の開いてるハンコックが、他人とは思えないくらいにダメっぽくて、そこがいい。あの無学で教養もなく世間知らずでどの場面でもどうしていいか分からない感じ。あの表情。そういう意味では、ハンコック自身の寂しい性格やらバックグラウンドをもっと掘り下げれば、今よりはずいぶん良い「ヒーロー映画」になったのでは、という気もする。独房の壁に遠い記憶を描き付けている場面とか、なぜワシに心惹かれるのか、とかそういう部分ね。ダメになったのには、理由がある、と。で、そういうダメな人が、ヒーローとしての自覚と責任を苦悩の末に得て覚醒する、そして強大な敵に立ち向かう。これなら立派にヒーロー映画として成立する、と思うのだけど。いや、こういうパターンになんでもハメればいいって言ってるわけではなくて、この場合、ベタだけどこうゆう方法もあるんじゃないかってこと。

アクションなのかコメディなのか。ヒーローものなのかデートムービーなのか。ギャルかオタクか、くらいの大雑把さでいいから、少しは「絞って」欲しかった、ということでもある。そこらへんが中途半端なので、ウィル・スミス映画としか言いようがない(悪い意味で)のだ。あと、監督がいくつかは知らないけど、音楽の使い方とか、ズームや極端なアップの多用に、「感性が若いなあ(ちょっとこっぱずかしいなあ)」って思ってたのだが、たとえばヒップホップとかの使い方がかなりダサい。曲がよくても、画面から浮いていることが多かった。結果「若い…のか?」みたいな印象に。あとヒーローといえばテーマ曲。劇場の音が悪かったのかも知れないが、オケがすごく安っぽく聞こえて、曲自体がなんかのパクリみたいに聴こえてしょうがなかった。

観てる間はけっこう楽しかったんだけどなあ。刑務所のシーンにはびっくり。まさか本当に突っ込むなんて!まさか本当に突っ込むなんて!をタイトルにしようかとちょっと思ったぐらい面白かった。あとミシェルが憎たらしくて最高。ハンコックの「教育」に思い切り溜飲が下がる思いでしたが、よく考えたらアイツ、本人を目の前にしてああいう態度をとってるんだよね。わりと度胸あるよ。あとはなんだろう…あ、シャーリーズ・セロンがエロかったです。そこはちゃんとしてた。
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