忍者ブログ
[232] [231] [230] [229] [228] [227] [226] [225] [224] [223] [222
Posted by - 2017.04.27,Thu
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

Posted by LittKidd - 2009.04.02,Thu
知ってた?毎月1日って、東京は映画1,000円なんだぜ!ファーストデイっつの?! 初めて知ったよ!

ちなみに池袋の29(ブク)割は、『buku』という冊子(劇場や漫画喫茶等で配布)を持参で、毎月29日、池袋の劇場ならどこでも1,000円で映画が観れるっつーおトクなサービスですよ。

そんなコンフェッション(恥)&インフォメーション(照)はどうでもよくて、亀有で『ウォッチメン』を観てきました。亀有?えっと帰り道なんだよね。

「コミックの映画化」という意味では、ホントによく出来てるなあ、と。「原作のエッセンスを半分もくみ取れてない」が当初の予想だったので、その期待というか心配は裏切られました。映画の尺で、あの緻密かつ複雑かつ重厚なお話をよくまとめたよ。エピソードの織り込み方・端折り方も過不足ないし、イカが出てこないでかわりにDr.マンハッタンなとことかも、映画というフォーマットにうまく対応した結果だと思う。ビックリする程原作のコマ割にソックリ忠実な画作りとか、80年代の感じの美術(メカやコスチューム含む)とか、よくぞここまで…とおれが思ったくらいですから、見る人が見れば、多分1カット1カットの情報量はすごいことになってるんだろう。もうそれこそBDで何度も繰り返して観るような鑑賞の仕方が適っているのかもしれないね。

流れ的には、特に前半、状況や設定を説明しながら謎を広げていく過程のテンションが凄かった。これはひょっとして大傑作なのでは?! と一瞬縮み上がったりもしました。でもね、それもこれも、「原作を読んでる」という強力なバイアスが自分にかかっているわけで、もとの本がものスゴい作品な場合特に、この影響はすさまじいモノがあります。実際自分は原作読み終わって間もないので、コミックと映画の印象が重なって見えてる所が確実にある。そういう意味ではやっぱり、映画を先に観たほうが自分自身にとっても良かった気がしないでもない。まあでもしょうがないよね。それを言うなら、88年のリアルタイムで読みたかったぜ、ていうのもそうですから。核と冷戦がじっとり汗かくくらいに現実味たっぷりな状況と今では、リアリティに0と100くらいの隔たりがある。ノドンやテポドンじゃ足りない気持ちの悪さだったんだぜ、きっと。まあそんな知識とか状況が皆無だとしても、コミックの『ウォッチメン』が傑作であることに何の変わりもないんだが。

映画の話に戻ると、だから原作にはまったく触れずに『スパイダーマン』や『ダークナイト』(でさえも)的なものを期待してきた人に、「これはヒーロー漫画を脱構築したモノなんですよ」ということが伝わるかというと、そこはちょっと難しいかも、と思った。そこが一番大事な部分ではなかったとしても、そこに気づかないと、そうじゃない面白さに全く目がいかない、という可能性が大きい。つまりよくまとまってはいるのだが、やはり圧倒的に情報量が足りてない気がするのだ。ただ、原作を補完するものとして見た場合、これは素晴らしい資料である、ということは言えると思う。実写の力はやっぱりすごくて、ああ、コスチュームを着ないと勃起もままならないアメコミヒーローってこういう感じか、というのが実によく伝わるのである。ただ、いきなりこれを見せられてもねえ…「なんかマヌケで、全然ヒーローらしくない」とか「全然スカッとしない」と言われてもまあしょうがないよな…でも、でも違うんだよ!それはさ…みたいにグルグルとしたスパイラルに落ち込んでゆく。

アメコミだから当たり前、なのだが、ヒーローたち(ウォッチメン)はほんとうにアメリカそのものだな、と思った。コスチュームに身を包んだ自警団員、というヤバさはマジにアメリカそのものだ。40・50年代のミニッツメンの勃興と没落をボブ・ディランの『時代は変る』に乗せて描いたタイトルバックで、なぜか涙腺がぎゅっとなる。ただ単にディランの曲が良すぎるからかも知れないけど…「アラン・ムーアは『ウォッチメン』でアメリカンコミックのヒーローをバラバラの解剖標本みたいにしてしまった」とフランク・ミラーは言った(ような気がする)けど、そのムーアがイギリス人で、アメリカという国を外から見たとき、あんたらこんなに滑稽ですよ、という意地悪な(しかも非常に質の高い)視点を提供したということは面白い。ムーアがやらなくてもいつかは誰かがこうやった、とも言えるだろうが。ってのはすでに自明のことですね、すみません。

役者は全員反則ってくらい似てた。例外はオジマンディアス。別に似てなくて構わないんだけど、オジマンはもっとこう温厚そうでリーダーシップがあって勉強もスポーツも出来て、っていう生徒会長タイプの人じゃないと、悲愴感とか説得力に欠ける気がした。なんかあまりにも頭良くなさそうなんだもん。

あまり面白くないように書いてるかもですが、面白かったです。
しばらく時間置いて、また(こんどは冷静に)観てみます。
PR
Comments
そうなんだよ
俺らもオジマンディアスの配役には不満だったんだぜ。
もっと完璧な正義漢に見えないと駄目だよなぁ。あんなナード野郎では全然ない。
思うに監督のザックが体育会系なので
「こんな馬鹿な事を考える奴は所詮蚊トンボ野郎に決まってるぜッ」とつい本音が出たんではないかと推測。
Posted by watanavader - 2009.04.04,Sat 01:46:04 / Edit
そうそう
首が細いっつんだよな、アレじゃ。
首!もっと太くッ!!
Posted by litt - 2009.04.04,Sat 13:33:16 / Edit
Post a Comment
Name :
Title :
E-mail :
URL :
Comments :
Pass :   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
TrackBack URL
TrackBacks
counter
comments
[11/13 NEX-5N]
[12/13 watanavader]
[11/25 Watanavader]
[10/30 litt]
[10/30 watanavader]
searching in wissenschaft
profile
HN:
LittKidd
性別:
男性
 
Template by mavericyard*
Powered by "Samurai Factory"
忍者ブログ [PR]