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Posted by - 2017.10.20,Fri
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Posted by LittKidd - 2009.01.12,Mon
DVDで鑑賞。

同監督の『ロイヤル・テネンバウムズ』がちょっと苦手だった。サリンジャーやアーヴィングの香りが強く感じられ、そういうテイストが自分には向いてそうに思っていたのだが、そう思っていたほどには乗りきれなかったのだ。内容的に『ホテル・ニューハンプシャー』に似てるけど全然つまんないじゃん、みたいな感想を(個人的に)途中でもう持ってしまい、映画に入り込めなかった、というところもある。

なのでこの『ライフ・アクアティック』はなるべく心を無にして先入観もナシに観た、つもりなのだが、やっぱり乗りきれなかった。オフビートな笑いは好きだし、変に角度をつけない、正面からのショットも好きだ。編集の間もいいし、ストーリーも荒唐無稽でいい。いろいろ考えたけど、多分自分にはオシャレ過ぎるんだと思う。あとはなんかうまく言えないけど、映画エリート的なところ。至極スタイリッシュだし、そういう破綻のないところが、この監督を遠く感じてしまう理由と思えた。

良い/好きなところ…
ベラフォンテ号の断面図のようなセットを、ズィスー親子がケンカしながら縦断(?)してブリッジまで登っていくシーンは、教育テレビ的なかわいらしさがあってすごくいい。団員たちの青いユニフォームと赤い帽子がキュートだ。ギターを弾き語る黒人の歌はどれも素晴らしい。原曲は全部D・ボウイなのだそう。サントラが欲しい。あとウィレム・デフォーが最高。最初誰だかわかんなかった。

全体の色調のポップさとか海中生物のあり得ない愛らしさとか、まるでコントのようにキャラの立ちすぎた登場人物たちを見ていると、ことさらに「これは作り物なんですよ」と主張しているような印象も受ける。スティーブとネッドの関係も、スティーブが無精子であることからどうも本当の親子ではないっぽい。またチーム・ズィスーの作る「記録映画」だが、100%事実に基づいて制作されているのかどうか、かなり怪しい部分がある。全てがイミテーションなのか、と思ったところに、本物のジャガー・シャークが現れ、皆がスティーブの体に触れる。スティーブとネッドの関係も、いわゆる本物の親子らしいものへと変わってゆく(変わりかける)。

そんな風に考えていくとすごく感動的なラストにも感じられるのだが、うーん。
もう一回観たほうがいいのかなあ。
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