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Posted by - 2017.12.14,Thu
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Posted by LittKidd - 2008.06.25,Wed
厳正なる。『有頂天家族』/森見登美彦と出ました、ので再読。面白い!やっぱり面白い。
『太陽の塔』や『四畳半神話体系』で積み重ね続けたモチーフが良い具合に発酵して、ひとつのフィクションとして結実したのがこの小説だと思いました。狸・人間・天狗の種族の別はもとより、家族から始まってひいては京都という都市までを含む、大小複数の共同体とそのつながりを立体的に描くことで、作品の世界がこれまでより大きく広がっているし、何よりいまどきあそこまで堂々とした「大団円」の「物語」を描いた、ということに大きな拍手を送りたいです。こうゆうひとが年下だと思うと、もうため息しか出ないヨ。

ついでに書けていなかった他の本の感想を。

◎『人形つかい』/ロバート・A・ハインライン
「ひっそりと地球侵略もの」の嚆矢、といえるんでしょうか、そこはよく分からないんだけどようはゼイリブとか手塚治虫の『グランドール』みたいに、いつの間にか乗っ取られてゆく系のお話です。こちらのゲストは、ナメクジそっくりの(でかい)宇宙人さん。ヒトや動物の肩に乗っかってその意志を操ります。「操られていない」ことを証明するために、当局の職員はじめまだ大丈夫な合衆国民は、金属で出来た、露出の激しい、ほとんど水着じゃね?的な服装での生活を余儀なくされ…寒くなる前に決着を着けるための、国を二分しての戦争が始まるという。
ハインラインって完全にタカ派のコンサバなんだ…と思ってしまいそうになる、インディペンデンス・デイばりの国威発揚ノベルとしても読めちゃいますが、『月は無慈悲な夜の女王』を書いたひとだと思えば、結局開拓者精神というか、「自由と独立の国」のいち市民としての超揺るぎないアイデンティティを持ってるから、こういう「敵」との「戦い」を描くことにためらいがないわけなんだな、と勝手に納得。でも『宇宙の戦士』では力の正義みたいな概念を肯定してるとも言うし、これは読んでみないと何とも言えない。映画のスターシップは完全にその辺をおちょくっている感じですよね。
人形つかいに戻ると、話自体はさすがハインラインって感じにすごく面白くサクサク進む。解説(ハヤカワの文庫)には、当時のハインラインがSF界でどういう位置にいてどんな活躍をしてたか、みたいなことがわかりやすく丁寧に書いてありました。内容ほとんど忘れちゃったけど。タイトルが、攻殻の「人形使い」の元フレーズ、なのかどうかは分かりません。作中の件の服装がビキニアーマーの成立に与えた影響の度合いも不明です。

あー結局書きすぎた。寝ないと。

とりあえず次読む奴をルーレット。おい俺の筋肉!





わー。ディアスポラが出ちゃった。いまそんな体力ないよ俺。
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