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Posted by - 2017.04.27,Thu
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Posted by LittKidd - 2008.02.13,Wed


「かくも毛深き家族愛!!」、この二つの惹句が、帯の上で躍ってます。ピンクの明朝がよく効いてる。表紙のペン画もすごくきれいだ。
ということでジャケ買い、はからずも大正解、な一冊をご紹介。07年9月に第一刷、森見登美彦という人の『有頂天家族』です。

現代の京都を舞台に、人と天狗と狸が織りなすドタバタの痛快活劇。
ごく簡単に説明してしまえばこんな感じ。三人兄弟の狸一家(兄弟とあとはお母さん)を中心に、色んな奴らが騒ぎを起こすのですが、基本ハートウォーミングな家族小説です。登場人物の造型がしっかりしてて、主人公から仇役、チョイ役までがすごく人間くさくて魅力的だったり、プロットに沿った心情描写がとても自然で、あと話自体が面白いのでついつい普通に引き込まれてしまったり、現代のテクノロジー溢れる京都と、あやかしの力を使う天狗・狸たちの世界が違和感なく不思議に融け合った世界観の手触りに、何とも言えない不思議な居心地の良さを感じたり、という以外、特筆すべき点のない普通の小説。

みたいな反語を使ってしまうくらい、まー面白かったです。
クライマックスでは泣いてしまいました(@山手線)。はずかしかった。

あと何かあるとしたら、絵がよく動きます。いや小説なんですけど、絵が動く、ていうのあるじゃないですか。キャラもストーリーもよく動く、出来のよいアニメを観てる感じ。ていうかぶっちゃけ、ものすごくジブリっぽくはある。と思った。また天狗の設定、というかノリ的なものが黒田硫黄の『大日本…』と地続きな風にも感じられ、作者はそっちの素養がおありの方なのでは、と勝手に推測してしまいます。違ったらごめんなさい。
お話は一応完結しますが、続きのシリーズがすでに幻冬舎のパピルスとゆう雑誌で連載されてるそうなので、次の単行本化が楽しみです。

捲土重来!捲土重来!!
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