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Posted by - 2017.06.27,Tue
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Posted by LittKidd - 2008.03.27,Thu
ついに来たー。もう何日か前ですけど、きょうの猫村さん3、待望の発売でR。
待ちに待った、という表現はガツガツしててなんか作品に似つかわしくないけど、待ってたぜ/ってたわよって人は確実に多いでしょう。

なぜか家政婦をやってる猫の猫村さんの日常と、その周りの人間模様を(鉛筆のみで)淡々と描いた1ページ2コマ定型まんが…といえばまあ紹介になるか知らん。ものすごく絵がうまいわけでも、目が離せない展開に胸どきどき、というわけでもないのに、気づいたらおれ、猫村さんのこと考えてる…そんな具合に好きになっていった2巻まで。なんか一日一コマ、ネット上で「連載」されてるという特殊な形態なのですが、「連載」で読んだことはないんだよなー。一日一コマというペースにはちゃんとそれなりの意味があるんだろうけど、そうゆうのを楽しめる余裕がない…まあだから「そうゆう余裕を持ちましょうよ」ってことなのかもしんないですけど。でも単行本になっても、その「スローさ」は紙面からあふれんばかりな感じです。いやあ、じつにたまらん文と絵。読んでると気持ちが落ち着くんだもの。

猫村さんは猫ですが、基本的な性格は、よくいる世話好きなおばさんそのもの。好奇心旺盛で、勤め先の犬神家でもおせっかいぶりを発揮して、余計なことに首をつっこんでは村田家政婦の奥さんに叱られたりしてます。お話自体はわりとお気楽だし、「ゆるめ」の「癒し系」みたいなカテゴライズもされてるでしょうきっと。まあ確かに絵はゆるいし、カワイイ。大きな魅力といえるでしょうな。でもそれだけに終わらない面白さというか、ただのキャラもので片付けられない滋味深さみたいなものがあるのも確かであって。うまく説明できないけど、起承転結というかそうゆう「出来事」セオリーでストーリーを回していくタイプのマンガではないので、逆にいろんな読み方ができるのだ。

お勤め先の犬神家でいえば、大学教授でインテリを絵に描いたような主人、派手好き買い物好きでアンチエイジングに余念がない典型的な有閑マダムの奥さんと(長男と次女、二人の子どももそれぞれ、器用でそつがない現代っ子タイプ、前時代的な純情スケ番タイプ、といった具合)、登場人物のほとんどは書き割りライクなまでに「いかにもいそうな」タイプのイメージ像をなぞる。そこへポーンと、猫なのにしゃべって働く異質な猫村さんが現れて、ものすごいストレートでまっとうな台詞(疑問)を投げかけて「アラごめんなさい私ったら」なんて言いながら洗濯物をたたみにいったりしてしまう。舞台に残された人物は、必ずその言葉の意味を考えてしまうのだ。考えて、生まれてきた言葉や台詞は、最初その人が言いそうにもなかったことであったりする。キャラがキャラの枠を超えて、その行動と以降の展開が読めなくなってきて…というのが僕のお気に入りの読み方です。キャラとかKYとかいった言葉が一般的になったこの時代、そうした「お約束」が壊されていくことの気持ちよさを、優しく表現しようとしてるのではないかと。個人的に似た感想を抱いたことのあるマンガがあって、後期のビーバップハイスクールなのですが、こちらはもうちょっと哲学的というか、「物語の構造」に挑戦してるようなスリリングさがあった。猫村さんにくらべれば、やはり男性的ですね。

どちらにしても、3巻を迎えてますます面白くなってきたと思います。とある理由(経済的な理由)で読んでいなかった「僕とポーク」も、これは読まずばなるまい、と思い直させられました。よし明日買いにいこ。あと携帯が壊れた話、したっけ?買い替えたんだですけど前の壊れたままで電話帳とかも全然バックアップとってないから、知り合いのひとはこれ読んだらメールください。よろしくー。

P.S. 電話番号もそえてください。
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